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■37 麻薬的な快楽 2004.06.23

バイクに乗っておもしろいこと、いやなことを考えてみた

いいこと

1.所有者の能力が向上する
・自由に好きなところへ行ける。
・速く走れる。
・良いバイク(クルマ)を所有していることで自分が良くなったように思える

道具を使うことで、自分を向上できる。人間の壁を超えられるという、利点。

2.快楽麻薬系
ネズミの実験での話。
ボタンを押すと、甘い汁が出てくる、もしくは電気ショックが発生してくる装置がある。
ボタンを押すと単に甘い汁が出てくるだけよりも、電気ショックがランダムに発生する方が、虜になるらしい。
バイクの麻薬的おもしろさは、この部分ではないだろうかと考える。

走りに関して考えてみると・・・
攻めていて、ちょっと滑ってこけそうになる。もしかしたら転んで大怪我だったかもしれない。
安全の壁を越え、危険の領域に足を踏み込む瞬間。それが、非常に快楽だとおもう。

原付で60キロでギリギリ曲がれるコーナーを攻めると、ドキドキして楽しい。
しかし、超高性能バイクで60キロぐらいで普通に曲がれるコーナーを走っても、全然おもしろくない。
結局、危険領域に入らないとおもしろくないようだ。
危険領域を出たり入ったり自由にできる。これが、楽しいのかもしれない。

あまりに高性能な乗り物がおもしろくない面
高性能バイクとクルマは、異次元の世界へ連れて行ってくれる。が、ちょっとおもしろくない。
あまりに高性能すぎると、失敗したときのごまかしが効かない領域になる。
その緊張感が楽しいのであるが、あまりにも危ないので理性が働いてくる。
昔、スカイラインの走り仕様に乗った。普通のクルマなら、滑るのを押さえてヒイヒイ走るコーナーをこともなげに走る。普通、50キロぐらいのコーナーを80キロで簡単に曲がれるのだ。
で、おもしろいかというと、あんまりおもしろくなかった。
危険領域を試すには、100キロぐらいで曲がらないといけない。狭いコーナーを100キロである。もう、ごまかしなんて効かない。一瞬ハンドルのタイミングを間違えるだけで、突き刺さるのは目に見えている。結局、性能が高すぎて、常識レベルでは危険領域を試せない。試せたとしても非常に範囲が狭くなる。

 

危険領域を探ること=楽しい?

この快楽ゲーム。
結局、死んでしまっては、ゲームオーバーということ。

死なない程度に、危険領域をさぐる。
相反する事柄のバランスを取ることで非常に難しい
探りつづけていくしかないと思う。

まとめ

バイクの楽しみは2系統に分かれる。

1.自分の能力が増大すること   ・・・移動能力、移動速度、魅力(?)

2.限界を試すこと。       ・・・限界の壁を確かめ、試し、スリル味わう

スカイラインが楽しくないと言う意味ではないので、誤解しないように(笑)
高性能すぎるということは、限界領域を試すには、リスクが高すぎる。
理性が残っている人にとっては、ちょっとおもしろくないということです。


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