74.長距離ツーリングで銀翼はどうだ? 2004.07.10

いろいろ項目が分かれてややこしいので、メンテ日記に書く。
以後、銀翼のメカ的なことは、ココに書くことにする。


3500キロの長距離ツーリングに行ってきた。
詳しくは、コチラ

四国高松から、青森 龍飛岬まで自走で行ってきた。
銀翼の弱点的なものが見えた
が・・・・車両の劣化、車両の設計コンセプトもあるので、鵜呑みにはしないように、お願いしたい。
銀翼について一番的確に記載されているのは、ホンダのFACTBOOKである。

 

不満点1 足回り
8万キロの劣化もあるかもしれないが・・・・不満を感じる。
そう、不安に感じる。
勿論、普通の市街地の話ではないので、はやとちりしないように(笑)
かなりきつめの山岳道、荒れた道、急勾配、急な下り道、水が染み出したトンネル、かなり厳しいシチュエーションだ。
正直、怖かった。
私自身がイロイロツーリングしていて、怖い目にあって、ビビりやすい点も考慮してもらいたい。もしかしたら、どのバイクに乗ってもオロオロしながら走っているかもしれない。(だから、事故もせずツーリングを続けられているかもしれないが・・・)
しかし、足の容量不足を感じたのは事実だ
スクーターの限界なのだろうか・・・。機会があれば同じ場所を新車もしくは、ライバル(TMAX、スカブ)で走ってみたいと思う。
より一層の足回りの安心感。それを求めたいと思う。

蛇足 
いろんな路面を長距離走ると、ABSが欲しくなった 
長距離走る方は、ABSオススメする。元気で脳味噌シャッキリのときばかりではないからね。

不満点2 肩が痛くなる
銀翼で長距離走行=肩の痛みとの戦い  である。
久しくミッション車で12時間以上の長時間走行をしたことが無いので、残念ながら正確なコメントではない
銀翼では、右肩が痛くなる。
銀翼で一定速度で巡航するには、アクセルをかなりの精度で一定位置にする必要があるのだ。
ミッション車なら、シフトチェンジの際に肩の筋力を抜くことができる。優秀なバイクならば、巡航時のODでエンブレはほとんど効かないので、アクセルON−OFFで走れる・・・はず?(笑)
人間、同じ状態を保つものほど難しいものは無い。
そういう意味では、銀翼のシート、ハンドルポジションは、かなり良好ですごぶるラクチンである。
が。アクセルを一定開度に保つことだけは、苦痛の一言であった。
コレの解決方法は・・・・・任意の変速比を選択することで、エンジンブレーキの度合いを選択できることだ。
アクセルオフで慣性走行できるなら、かなり、肩の筋肉の疲労は軽減されるのではないだろうか・・・。

不満点3 急勾配ののぼり
凄い急勾配での話だが・・・・
やっぱり、機械式の自動変速に限界を感じた。
実用的には満点だが、感覚的には満足できない
自動変速は良くできているが、極端な状況には対応しきれない、断言したい。


意外なこと1 燃料タンク

勿論、巡航距離は多い方がいいのであるが・・・
16リッターでも使える。
経験もあるが、やばそうかなーと感じたときは、さっさと満タンにする。軽く200キロは走れるので、まあ、使えると言えば使える。
と、感じた

 

最後の不満点

何度も言っているけど、非視認性悪い
高速道路で走っていると、車が迷っているのが解る。
銀翼が近いのか遠いのかわかんないんだろうね。
慎重な奴はちょっと待つけど、適当な奴は安易に針路変更したり、割り込んでくる。
正直、長距離ツーリングで何回もこれやられると凄く疲れる。

予想なんだけど、作った人は夜とか走っていないと思う。
夜、走ってみると、トラックとかは電飾してるんですよね。派手じゃなくても、ハコの大きさが解るようにしてある。
勿論、個性を表現する部分が大きいけど、夜間に自分を大きく見せることで安全性を確保している。

銀翼は・・・小さい。本当に小さく見える。
こんな物体が超高速で走ってくるんだから、車にしてはたまらんと思う・・・。
勿論、メーカーに頼らず自分で工夫するつもりだけど・・・高速を走るバイクとしては、コレではいかんと思うね。
どのバイク雑誌みても、このことは何にも書いてないけど、正直なところの感想です。
タンデムを本気で考えているなら、クルマに対する被視認性を本気で考えたほうがいい。
車幅灯だけでも、できるだけ幅広に見えるようにするべきだと思う。
まあ、昼間にちょいと乗るだけならどうでもいいことですね。

さいごに
長距離ツーリングに十分使えます。
ただし、最高を求めるならば、つーりんぐに適した最高のものを求めてください。

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